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貧困の世襲化と母子家庭の勇者

義を見て為さざるは、勇無きなり

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出典:「母子家庭の貧困断て」 あしなが育英会が全国大会
母子家庭:9割が半年で生活苦増す...あしなが育英会調査
 父親を亡くした母子家庭の母親の4人に1人がこの半年間に3万円以上月給が減り、9割が「生活が苦しくなっている」と感じていることが、遺児を支援する「あしなが育英会」(東京都千代田区)などの調査で分かった。同会は5日、政府に教育支援を求める要望書を提出する。  同会は9月、奨学金を受給する高校生の遺児の母親にアンケートを郵送、617人から回答を得た。2月にも同様のアンケートを行ったが、物価高や景気後退の影響を調べるため再度実施した。
 それによると、母親の半数強がパートや派遣などの非正規雇用で、7割近くが給与カットやリストラの影響を受けたという。経済状態が子の進学に影響しているという回答は4割あり、病気にかかったり悪化したのに治療を受けていないとの回答も4.2%あった。同会は 「母親と遺児は、生活苦、収入減、仕事への悪影響、遺児の進学への影響、体調悪化という五重苦に追い込まれている」と指摘する。【石原聖】 出典:毎日新聞 

私は母子家庭の出身でもなければ曾祖父、祖父祖母も大卒である。先祖の墓所も墓地山の頂上に一際大きく聳えたち町を睥睨している。故に私はもしプロレタリア革命軍(赤軍)が御上に害をなすなら反革命軍(白軍)に付かざる得ない。嘗て大塩平八郎が乱を引きこした。この乱の目的は幕閣重臣の不正を暴露する為だった。日本社会の分裂は危険な状態になっている。上記の記事を見て何も感じない男がいればそれは敢えて言おう。「カスである」と。。。
私は貧しい者の味方ではない。しかし、富裕層の味方でもない。私は正しい者の味方である。故に私は母子家庭出身の峯山政宏氏が正義を行動で示す人間である事を知っている。その行動に対しても私は責任を持つだろう。私は出身を変えれない以上、行動も変えられない。しかし、 私はブルジョワも、プロレタリアートも、正義に関しては協力できると確信している。私は知っている。プロレタリアートの為と言いながらも私服を肥やす労働貴族の存在を。。。


関連コラム:双頭の蛇と集合無意識スサノオ

人間よりも養成システムが大事

経団連は「人口減対策に早急に取り組まなければ、若い世代の将来不安は解消しない」として、移民による人口の維持が必要などと非常に最もらしいことを言っていますが、これがどれだけ恐ろしい事態を招くのか常識で考えれば誰でもわかります。 現在、年間所得が200万円にも満たない労働者が全労働者の30%にもなります。このような状況で、大量の外国人労働者を日本に受け入れれば、ワーキングプア層と呼ばれる日本の低賃金労働者の賃金はさらに減少します。 外国人労働者を受け入れれば、政府は税収を増加することができるし、経団連は低賃金労働者を確保できるので、ラッキーということでしょうが、単純労働しかできない労働者はもはや生活することはできません。
出典:弱者切捨て団体「経団連」-峯山政宏後援会

富裕で知識家系は多くの場合、一致します。そして、それは「上品に寒門無く、下品に勢族無し」(意味:寒門は貧乏で社会的に無力な低い家柄のことであり、勢族は有力な豪族のことである。つまり貧乏で低い家柄の人はどんなに才能があっても上品に推薦されず、従って高い官職につけない、下品に推薦されている人の中には勢族の人は見あたらない。)
多くの人間は富裕層を批判しますがそれが政治勢力にならないのは労働者や貧困層の上層部が我々のような伝統的階級より腐敗している事を理解しています。上記の峯山政宏氏は現在は政治運動の為に職を投げ打って活動しています。日々、最低限の生活で母子家庭の為に講演活動をしています。彼が富裕層側に付けばすぐに高額の給与が得られます。北海道大学の理学部大学院でありながら会計智識があり、海外の法人で2年以上の経験があり、会社役員の経験もあります。海外の新聞で取り上げられた事も一カ国や二カ国ではありません。シンガポールではTVで撮影された事もあるキャリアです。もし彼が挫折すれば日本のワーキングプアには未来は完全に無くなります。しかし、本当にそれでいいのでしょうか?
日本は民主主義の国です。故にそれぞれの階層はそれぞれの正義の士を自分の階層から選択するべきです。正義なら立場の違いを超えて協力できるからです。彼は母子家庭ですがそれ故に偉大です。自分の生まれを、故郷を、そして、友人を大事にしているからです。このまま日本社会が崩壊すれば我々、伝統的階級が動かざるえなくなるでしょう。しかし、我らの蓄積は庶民階層より多く我らが動く頃には本当に社会は疲弊し切っています。故に、私は彼を選択し、彼に託しました。後はこれを読んだ人々は一人になって静かに考えて下さい。日本の武士は脱藩してでも正義を貫く人々が少なくありませんでした。脱藩はできなくても、それぞれ武士は相身互いで水面下で協力していました。峯山政宏が滋賀を押さえれば、西国と北陸中山道の接続が成功し、東北勢と連携して、情報封鎖状態の関東包囲網が完成します。東京に籠城する宦官を一掃すれば彼らを救うことができます。目も耳も塞がれた彼らを救えるかどうか、今が天王山です。どんな多くの人々の理想も体現するのは個人です。その個人を選択するシステムが必要なのです。そして、個々人の行動によってそれが完遂されます。悪事を為すのも人間なら、善事を成すのも人間です。

リュクルゴス法と武士道

「富裕者はとくにこの政策[共同食事の政策]のためにリュクルゴスに憤慨し,彼に反対して一団となって徒党を結び,非難の叫びを挙げ不平の様子を示したと言われる。ついに多くの人々に石を投げられ,彼は走って広場から逃げ去った。そして,他の人々よりも先にある聖所に着いて,そこに難を避けた。しかし,アルカンドロスという,他の点では愚かではないが,激しく怒りっぽい一人の青年が攻めて立て追い迫って,リュクルゴスが振り向いたときに棒で打って片方の目を叩き出した。リュクルゴスはその災難に少しもひるまず,向い合って立ち,市民に血まみれの顔とつぶされた目を見せた。それを見た人々は大きな恥ずかしさと気落ちにとらえられた。そこで,人々はアルカンドロスを彼に引き渡し,一緒に憤慨して家まで送って行った。リュクルゴスはその人々を称賛して引き取らせ,アルカンドロスを家へ引き入れたが,何ら害を加えることも悪口を浴びせることもなく,使い慣れていた召使や従者に暇をやって,召使の仕事をするように彼に命じた。この人は賤しい生まれではなかったが,命ぜられたことを黙々と行い,リュクルゴスのもとに留まって生活をともにし,彼の精神の穏和さと深さ,生活上の厳格さ,および労苦に対する不屈さを知ることによって,自分でもその人について畏れの気持ちを抱き,また親しい者や友人に向って,リュクルゴスは過酷でも我儘でもなく,他の人々に対してやさしく穏和なのは彼だけだと言うようになった。・・」(66-67頁)
出典:『プルタルコス英雄伝 上』(村川堅太郎編)



スパルタ市民は貨幣の所持を規制しました。スパルタでは金銀貨の使用を禁じ鉄の貨幣のみを許されました。農業や商業などの経済は、ペリオイコイ(土地を持っていた)とヘロットが担っていました。スパルタ以外の同盟軍の兵士は職業的技術者の寄せ集めでした。上記の映画を見て下さい。彼らは日本の武士と同じく職業武人でした。何百年もの間、地中海世界最強だったスパルタですがアテネとのペロポネソス戦争に勝利した事によって滅びました。戦勝によって流入した海外の富が突然の好景気をスパルタにもたらしました。それによって質実剛健を旨とするリュクルゴス制度は打撃を受け、市民の間に貧富の差が生じ、スパルタ軍は団結に亀裂を生じて弱体化しました。勝敗に関係なく、ワーキンブプアや母子家庭、そして、義を見て行動をする人々が存在することが重要です。もし、峯山政宏が敗北すればその仇討ちは私が私の故郷で行うでしょう。そして、国際ルポライターは自分の経験を書物として残すでしょう。後に継ぐ者がいる限り、その理想は必ず実現します。ある人間は書物として、ある人間は芸術として、ある人間はゲームとして、それを次の世代に残します。地球の緑化は500年はかかる一大事業です。重要なのは行動の結果が次に繋ぐ事です。経済的な貧困の世襲化が問題だとは私は思いません。私が真に憂うのは精神的な貧困の世襲化です。


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