崩壊していくエリア
地方の壊死
リンゴ数百キロ、山に捨てられる 行き場失った在庫
現在ポンドやドルがものすごい勢いで刷られているように、円もすさまじい勢いで刷られます。さらに中東で何事か起これば「原油10倍」ということはあっという間に起こりうることなのです。そうなれば公共交通機関の貧弱な地方は遠距離通勤ということが成り立ちません。社員職員が通勤できなければ事業もなりたちません。人は都市に流入し過疎地はますます捨てられるでしょう。人が少なくなればますますガソリンスタンドは成り立ちませんから過疎化のポジティヴフィードバックがかかります。もちろんこのような事態になれば物価の上昇は石油価格だけに留まりません。その場合も輸送料が上乗せされますから都市部より地方のほうが物が高くなります。
もう一つ深刻なことがあります。地方は日本の食糧の生産地であり供給地です。ところがそこで動く耕耘機もトラクターも田植機もコンバインも石油で動いています。また生産物を運ぶ軽トラックや長距離を運ぶトラックもまた石油で動いています。燃料供給スポットであるガソリンスタンドが破綻したり石油価格が上昇すれば日本の食糧生産や食糧の供給が成り立たなくなります。石油高によって生産コストが上昇すれば生産物価格も高くなり、不況の中、外国産食糧に対して競争力を失うでしょう。作っても売れないということが起きるというわけです。石油が暴騰して買えなくなれば、最悪、耕せない、収穫できない、運べないということが起こります。一年かけ丹誠込めて育てた生産物でも買ってもらえなければ価値は生じません。運べなければ価値は生まれません。自家消費したり知人に配ったりしても余ったものは、ただ自然の摂理に従って腐ります。生産と消費の適正循環が維持できなければ豊作貧乏ということが起こります。現在、雇用不安、失業問題から就農を志す人が増えています。しかし一方ではこうした要素によって離農圧力が高まりかねません。
(略)
クルマ社会である地方の移動物流にとってエネルギー供給スポットが無くなったり、エネルギー価格が高騰して経済価格で入手できなくなることは兵站の途絶です。地方は食い物があって有利じゃないかと思われがちですが、現在のモデルでは物やエネルギーの兵站という点で都市よりも脆弱です。生体においては血流が途絶えれば組織は虚血性の壊死を起こしますが、日本では地方から機能不全に陥り壊死してゆくでしょう。地方で生活の基盤を失えば都市に流入します(同様のことを世界規模でみれば途上国から先進国へ難民が発生します)。都市では治安は悪化し応仁の乱の京の都のようになるでしょう。出典:想月
今回は結論から言いましょう。兼業で文明コンサルタントを始めるか、文明コンサルタントと契約しましょう。新しい文明モデルを作れるのは文明のグランドデザインを持つ設計者だけです。そして、その文明モデルを基盤として多くの文明コンサルタントが指導します。水素スタンドもないのに月額何十万円もの水素自動車を購入すればその都市は疲弊します。エネルギーの最適化と地産地消に必要なのはコミュニケーション・メディアです。つまり、情報技術により構築されたエキスパートシステムと智識ベース無くして投資は全て無駄になるという事です。
投資家無視の愚かな日本メーカー
マツダが水素自動車のリース販売を開始
月42万円のリースで、水素自動車に乗れる
従来の公共投資をするよりも、水素インフラを何百兆円もかけて、10年20年かけて整備すれば、日本のマネーが有効に活用されます。
水素を使う水素自動車が先か、水素を作る水素スタンドが先か? というニワトリと卵の関係は、インフラ整備が先だと思うのですが。。。
不幸なことに、21世紀の大恐慌に対する経済対策として、水素インフラを作ると決定するリーダーシップがないため、実体経済がどんどん悪化しているのが現状です。
新しい時代を切り開くモノは、たいてい不況期に最初のバージョンが世の中に出てきます。
本業が順調な時は、本業に専念して利益を上げ、次の飯のタネを蒔くために、10年くらい時間をかけ、どんどんお金をつぎ込んで、ようやく実用化のメドがつきます。
不況になってから、大変だということで始めても遅いわけです。
いまの経営者は、リストラや事業売却をして利益をひねり出すことしか知りませんし、銀行は、赤字を出したら貸しはがしをして、将来有望な技術を持っている会社を潰していますので、技術のブレークスルーをもたらす新製品の開発がしにくい状況です。
先行きは暗い。
『連山』コラムニストは元貴族である華族や士族から戦後も多くの施策を立案したプロのコンサルタントや医師、技術者、大企業経営者、軍の将官、科学教授、複数の有名大学を卒業した哲学者まで幅広い執筆陣がいます。それと同じく『連山』がネット出版であるように遠隔研究機関でもある『秋月』には多くの専門職としての研究員がいます。プロのプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーの意見が実現しないのは利権があるからです。昔、太平洋戦争の前ですが戦艦の砲撃や駆逐艦の魚雷による戦いから小型の航空機や潜水艦に海戦の主流が変化するという当たり前の報告書が提出されました。しかし、それを実行すれば水兵は失業し戦艦や大砲を作っている資本家は大きな損害を被ります。結果として、まだ小さな勢力である潜水艦(特にソナーやレーダーが重要)や航空機への投資は先細り国家予算の3%を費やして世界最大の戦艦大和が建造されました。当然ですがほとんど役立たず大日本帝国は滅亡しました。MAZDA(マツダ)が本気で生き残りをかけるなら水素自動車をリースするのではなくパワーを文明コンサルタントに集中する事です。しかし、私は現在のMAZDAにはそれが無理だと思います。この世に悪い軍隊はなく悪い将軍がいるように日本が悪くなったのは大企業経営者や官僚政治家の頭が悪いからだという非常に当たり前の結論に至らざる得ないからです。会社が潰れるまで通常はそれで飯を食っている人々は去りません。それは陸海軍の消滅や大日本帝国の滅亡を見てもそれは証明可能です。
変るパワーの源
無形化世界の戦略論 (5) パワーとは何か
政治学においてのパワーの定義は,「他者の行動に影響を与える能力」である。
言い換えれば,他者を自分の意のままにコントロールすることが可能ならば,それはパワーという言葉の範疇にくくることが出来る。
従来は,パワーといえば軍事力などのハードパワーを指すことが多かったが,現在の世の中では,国際政治の舞台でいかに効果的に政治・経済・軍事・情報などのパワーを行使するかという点が重要視されている。
ジョセフ・ナイの唱えるソフト・パワー,スマート・パワー論は,軍事力・情報力・恫喝・娯楽・などを複合したパワーのオペレーション方法と言えるかも知れない。
テムジン(ジンギス・ハーン)は遊牧民族の長(ハーン)です。遊牧民族は土地を持たず移動に障害となる財宝も蓄えません。ジンギス・ハーンが長であり続けるには軍事力の維持が不可欠でした。これから各企業は水素文明というグランドデザインに従うか、炭素文明の路線を続けるかという選択肢を突きつけられます。どちらが勝つかは理数系の智識があるなら計算して下さい。化石エネルギーが化石である以上、掘れば使えば消滅します。多少の先を見る目があれば我らの勝ちが動かないのは明白です。そして、水素文明において誰が長となるかを決める必要があります。それはクリルタイ(選挙)が望ましいですが時間がない場合は実力によりそれは決定されます。つまり、パワーとパワーのぶつかり合いです。土地を持たず移動に邪魔となる金銀を欲しない多民族の遊牧民族を掌握するには非常に強いコミュニケーション能力が必要となります。それは他者に選択される魅力と他者を選別する智力が不可欠となります。強い人間で組織された集団は強くなります。ローマ帝国が強かったのは属州から求めたのが金銭ではなく軍事力だったからです。蛮族がローマ市民権を得る為に必要だったのは金銭ではなくローマ軍に入る事だったからです。軍は冠のある車であり気候変動時において迅速に移動し自己完結的に食糧や輸送力を提供することができます。軍というパワーを保有するのがカオス(混乱)を止める根源なのです。そして、時代は工業社会(戦車や戦闘機)から情報社会へと移行しました。石器時代は石斧で戦い、中世は刀剣や弓矢で戦ったように時代が変化すれば当然ながら武器も変化します。情報化社会の武器はグランドデザインに立脚した智慧と情報であり、それは当然ながら鍛え抜かれた智識人から得る事ができます。
滅びは生命の宿命である
不況がNPO直撃、需要増加も経費まかなう見通し立たず
(CNN) 米国で生活困窮者支援などの活動を行っている非営利組織(NPO)の大半が、不況による長期的な打撃を予想していることが、非営利金融組織のノンプロフィット・ファイナンス・ファンド(NFF)が実施した調査で明らかになった。
調査は非営利組織986団体を対象に実施。この中には生活困窮者に食事や住居を提供している団体も含まれ、全体の93%が今年はサービスへの需要が高まると予想した。
しかし必要経費をまかなえそうだと答えたのは16%のみ。52%は不況のあおりで組織が長期的または恒久的なダメージを被るとの見通しを示した。
対応策としてプログラムの数や人件費を減らしたり、業者への支払いを遅らせるなどの措置でしのいでいるという。NFFは、今後も支援を必要とする人に手を差し伸べられるよう、結束して課題克服のための革新的なやり方を見つけようと呼びかけている。
少なくとも4年の月日を学べば5年後には職に困らない。それが文明コンサルタントという機能です。文明コンサルタントとして学ぶ事は、人の不安を安心に変え、友人から信頼され、子供たちから慕われるコミュニケーション能力です。上記の漫画はそのツールの一つです。ある人はエンジンを作り、ある人はソフトウエアを作り、ある人は文章でそれを説明する。太陽炉のように小さな太陽光を集め角度をそれぞれが調整し制御して活用する事を学びます。数百人が同時に行動すればその動きが小さくてもマクロではとてつもない熱源となります。貴方も計算してみて下さい。それが嘘ではない事が証明できるはずです。
太陽炉の写真サイト:フレネル太陽炉
永井俊哉氏は語っている。「近代から現代へ変化は、古代から中世への変化と同じではないが、いろいろな点で似ている。古代ローマ帝国で「パンとサーカス」を与えられていた、堕落したローマの市民たちは、さながら、補助金をばら撒かれていた、福祉国家の大衆のようである。西ローマ帝国と福祉国家は、重すぎる税金に耐えられなくなって、崩壊した。(戦争の仕方は歴史とともにどう変化したか)」
そう、資本主義には倒産と失業が不可欠的に必要である。労働力を含めた資源は有限であり必要とされる分野に資源が集中されるには不必要な部門から転用しなければならないからだ。そして、地球が有限である以上、日本国という面積が有限である以上、人間を含めた全ての生命は死ななければならない。滅びは生命の宿命である。しかし、それに対して生命は抗い戦う事もできる。生命は常に進化して来た。これは古い種が滅び新しい種が繁殖した結果である。その繰り返しが昨日と違う明日を生み出して来た。
もし、自分が滅びに対して抗いたいなら来週の号外前に「秋月便り」を購読するべきだろう。 来週には重要な号外が発行される。既に選抜メンバーには氷河や雪解け水、地熱や温泉で動かすエンジン模型が配布されている。最適な土地で最適なエネルギー量を計算し需要体系と組み合わせれば発電組合が誕生する。配当は有事における医師からの健康相談かもしれないし、安全な地域への移動コンサルタントかもしれないし、食糧の配給や輸送の労働力協力かもしれない。それに参加するには電脳化と集団訓練が不可欠である。新型のワープロ、グラフ、ペインター、アニメーション作成データベースも後少しで完成する。
自然の運命として多くの生命が死滅すればその広い大地は無人の空白地となるだろう。太平洋戦争は敗戦であった。その為に焼け野原となった土地は戦勝国により貪り取られた。
今回の金融大恐慌の震源地は英米である。スマトラ沖大地震のように回復不可能な状態になるだろう。我々は彼らが何をしていても無視し、自分たちの文明を粛々と進める。たったそれだけで生き残り多くの富と幸福を得ることが出来るだろ。その為に必要なのが「文明コンサルタント」である。すぐに延べ人数で1000名以上近くの大勢力となる。既存世界はその時、悲惨の極致になっている。その時に学ぶ状況にいる幸運な人は極少数だろう。つまり、貴方に取って今がその最後のチャンスかもしれない。最新の武器を持たぬ人間は極貧で潰えます。(文明コンサルタント業は兼業が基本です)
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必読書籍: 帝国の手先--ヨーロッパ膨張と技術 ダニエル・R. ヘッドリク (著)
関連書籍: 水車・風車・機関車--機械文明発生の歴史 坂井 洲二 (著)
参考書籍: ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) 堤 未果 (著)
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